|
2012年 10月 09日
そのままウンター・・デン・リンデンを目指して歩いていたら、後ろから来たヴェロタクシーの兄ちゃんに注意を促された。足元を見るとピンク色の帯の上。さらに前後を見回すと、どうやらここは自転車専用レーンらしい。すみません~、と急いで一般の歩道のほうへ移動する。
そういえばアムステルダムでも、歩道を歩いているつもりが知らないうちに自転車レーンの上をを歩いていて、チリリンとベルを鳴らされたことがあった。歩道における歩行者と自転車の住み分けができていない国から来た人間にとっては、ついうっかりしてしまうポイントかもしれない。日本にも場所によっては自転車専用レーンがあるけれど、公園や川べりの遊歩道などのことが多いし、そもそもドイツやオランダのように縄張りが厳密に区別されていない。 さすがエコロジー大国だけあって、ドイツでは自転車の利用者が多い。ちょっとそこまでの人から、本格的なウェアに身を包んでスポーツとして走っている人たち、また自転車で観光名所を巡るツアーも良く見かけた。老いも若きも、皆で走るのは楽しそう。 さらに街中では変わった自転車(と呼んでいいのか)も。 リーダー格の一人が音頭を取り、残りの皆が向き合って一生懸命ペダルを漕いでいる。写真を拡大して会社名から検索してみたら「カンファレンス・バイク」と呼ばれる乗り物で、会議をしながら移動できるというコンセプトの下、アメリカで発明されたものらしい(まあジョークだろうけれど)。ドイツ、オランダあたりを中心に世界18カ国で主に観光や企業の福利厚生の一環として使用されているとのこと。しかし観光向きとはいってもまずはペダルを漕ぐので必死だろうし、果たして風景を楽しむ余裕はあるのだろうか。 2007年にはすでに米google本社の敷地内で利用されていたようだけど、日本ではまだ(個人的に)見たことがない。でもきっと何台かは存在するはず。いずれにしても日本の道路事情にはあまり馴染みそうにない乗り物ではある。 なんて思っていたら、ついにはこんなものまで。 こちらも写真を拡大してみると「ビア・バイク」と書いてある。しかしこのURLはドイツ語のみで玉砕。まーでもいろいろ調べてみると、これはパーティ・バイクとかサイクル・パブなどと呼ばれている乗り物で、ビールを飲みながらサイクリングが楽しめる、らしい・・・。 手にはビールジョッキ、足はべダルを漕ぐ、というシステム。良く見ると車両の先頭にはビア樽のようなものが積まれている。ドイツらしいといえばドイツらしいけれど、男ばかりで何となくムサいイメージ(汗)。 ちなみに類似製品でワイン・バイクというのもあるらしい。
by losange_jp
| 2012-10-09 20:24
|
ファン申請 |
||