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2014年 04月 12日
久しぶりに弦交換。
交換時期については諸説あって、弦の種類や毎日どのくらい弾くかにもよるけれど、自分が使っているナイロン弦は1~3カ月で交換するのが良いらしい。 最初は1カ月を過ぎると音が鈍くなっている気がして1カ月から1.5カ月くらいで替えていたこともあった。しかしそのうちに音が悪いのは弦のせいではなく自分の腕が未熟な所為だと気付き、2カ月は使うようにしている。私の先生も、演奏会などが入っていなければ何カ月も交換しないこともあります(てへっ☆)と言っていたし。 いつもは定番のドミナントを張っているのだけれど、今回はちょっと気になっていたデンマーク製のメーカーにトライ。チェロの弦で有名だそうだけど、ビヨやバヨの弦も出している。 紺碧のパッケージが美しい。さらに袋の表に弦の種類が大きく表示されている。これだけ大きく表示されていれば、ついうっかり間違えて別の弦を張ってしまうこともなし(笑)。 しかしユーザーの心を捉えるのは何と言っても裏面に施された封蝋。気分は中世ヨーロッパ。 工業製品なので封蝋も単なるアクセサリー的に貼ってあるのかと思っていたら、良く見るとひとつひとつ形が違っていて、剥がすとボロボロと蝋が崩れる。製造ラインの一行程での処理なのだろうけれど、芸が細かい・・・。 飾り糸はペグ側が鮮やかなブルー、テールピース側が黄色のシマシマ。 黄色のシマシマのほうは、憧れの某ガット弦メーカーのを彷彿とさせる。 張りたては深みと艶のあるまさにチェロのような音。私の楽器(名前はまだない)には勿体ないくらい。しかし「美味しい音」の期間は長く続かないのが世の常。一週間もするとドミナントとあまり変わらない印象に。さらに弦の安定もドミナントのほうが早いかも。いまだにチューニングのたびにアララな感じ。 それでもパッケージと張りたての美味しい音には惹かれるところが大きい。とりあえずもう一セット注文しておこう。
by losange_jp
| 2014-04-12 06:51
| バイオリン
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