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2013年 06月 20日
先日も書いたとおり、今回の滞在では自炊が基本。なぜかというと、現地の外食価格があまりにも高いため。
産業も限られ、農業生産も必ずしも十分とはいえないこの島は、物資のほとんどを輸入に頼っており、そこに観光地価格が上乗せされ、世にも恐ろしいことになっている。 例を挙げると、街中で売っている何の変哲もないサンドイッチが800円くらい。比較的お手頃なアジアンレストランの焼きそばが1700円程度。フレンチorイタリアンレストランでは前菜が2000円~、メインは概ね3000~5000円。シーフードプラッターだと7000円は覚悟かな。飲み物やデザートをプラスすると、お昼で5000円、夜10000円は当たり前の世界になってしまう。 ・・・ビンボったい前置きとなってしまった。 というわけで、自炊するにはまずはお買い物。このところ仏語圏各国に目覚ましい勢いで進出しているのが仏大手スーパーCasino。当地も例外ではない。 市内に何軒かあるCasinoのうち、特に気に入っているのがPort Plaisance (マリーナ)のショッピングセンター内の店舗。 周囲には、ヨットのオーナーの方々の所有であろうと思われる瀟洒なコンドミニアムが立ち並んでいる。 手入れの行き届いた何隻ものヨットが係留されている。市内にはここ以外にもヨットハーバーがあり、さらに幾つかの湾に停泊しているのも含めると、ヨットの総数は数百隻に上るものと思われる。 よく見えないかもしれないけれど、幾重にも重なるヨットの向こうには灰色のお船。宗主国からすると、ここはアジア太平洋地域における重要な軍事拠点なのだろう。 閑話休題、話をスーパーでのお買い物に戻そう。商品のラインナップはフランス本土のCasinoに置いてあるものとほぼ同じ。関税は掛からなくとも、地球の真裏からの輸送費は上乗せされているはず。 Casinoオリジナル製品が多いのは仕方がないけれど、「普通の」商品も意外と豊富に揃っている。ただし入荷の都合なのか、一部の商品がしばらく品切れになることも珍しくない。 このところフランス本土の物価にはすっかり疎くなってしまった。Présidentのカマンベールが約600円、Yoplaitのヨーグルト125gx4個が約400円ってーのはどうなのかな。 このように調達してきた食材を使っての調理については、また後日。
by losange_jp
| 2013-06-20 05:57
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