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2013年 07月 01日
そもそも楽器禁止(らしい)の物件に住んでいて楽器を買ったのが試練の始まり。でも都市部に住んでいる限り、一戸建てであろうが集合住宅であろうが、楽器を奏でようとする者は多かれ少なかれこの問題にぶち当たるのではないだろうか。
というわけで、まず検討したのが現在の住まいへの防音室の設置。3つの音又でお馴染みの某メーカーの簡易防音室が浮上したのだけれど、各種クチコミやブログでの評価を参照するに、2畳以下の防音室だと音の処理関係でかなりストレスが発生する模様。また弦楽器だと弓が壁や天井にぶつからないように天井の高いのタイプを選択する必要がある(=オプション価格)。さらに300キロ以上という重量も気になった。鉄筋とはいえ、2階以上の部屋に設置する場合、建物に対するかなりの負担が予想される。 設置や解体・移転に係る諸費用は目をつぶるとしても、上記の不安材料により、防音室の設置は見送ることにした。チーン。 いずにしても自宅では練習できないので、他に場所を探すしかない。ネットであれこれ検索して、まずはウチから3km北上した地域に格安の練習スタジオを発見したのは以前も書いたとおり。平日の昼間なら一時間300円、夕方以降および土日祝祭日でも400円という破格のお値段。 ただし複数人数で構成されているバンドだったら1か月前から受け付けている予約も、個人練習だと前日になって空きがあって初めて予約が可能となる。それでも平日の午前中であれば比較的取りやすく、冬場だったのでウォーキングを兼ねて往復1時間の道のりを歩いた。 運動不足解消+格安スタジオという一石二鳥の解決策にも見えた。しかし2室ある練習室のうち、隣室がギターとかヴォイストレーニングの個人練習であればこちらとしてもストレス無しで練習できるのだけど、ドラム&ベースで大地を揺るがすような爆音バンドとかが入ってしまうと、アコースティック系の楽器は為す術もない。 さらに季節が春から初夏に向かうにつれ、往復道中における紫外線対策問題も浮上してきた。その他にも幾つか懸念材料があった。 そんなこんなで、再び「都内の楽器練習場所」で検索していると、ある自治体の施設が目に留った。 (つづく)
by losange_jp
| 2013-07-01 22:09
| バイオリン
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